さまざまな分娩法 その1
最近では、出産までできる産婦人科が減っています。出産を扱っていない婦人科では、早に出産できる産婦人科に転院するようすすめられることが多いです。もし、産みたいスタイルや出産方法などがあるなら、早めに産婦人科に相談して、出産する場所を選んでおいた方がいいでしょう。
出産スタイルには、一般的な分娩の他に、様々な分娩方法がありますが、自分で納得のいく方法を選んでください。
・自然分娩
まず、「自然分娩」ですが、自然に陣痛が起こるのを待って、一般的な出産の流れで経腟分娩することをいいます。自然の流れといっても、陣痛が弱いときは陣痛促進剤を打ったり、陣痛がひどすぎるときには子宮収縮抑制剤を使うこともあります。分娩に時間がかかるときには、吸引分娩や鉗子分娩になることもあります。
・帝王切開
おなかを切開して赤ちゃんを取り上げる分娩方法です。あらかじめ出産の日を決めておくことがほとんどですが、自然分娩途中でも、母体と赤ちゃんの状態により、帝王切開に替えることがあります。異常分娩の扱いになるので、保険適応になります。麻酔は局所麻酔です。
・無痛分娩
無痛分娩とは、麻酔を使って痛みを少なくしてから産む、麻酔分娩です。諸外国では多く取り入れられている分娩方法でもあります。局所麻酔ですので、お産の瞬間も赤ちゃんの声も聞くことができます。
・誘発分娩
予定日を過ぎてしまったのに、お産の気配がないとき、または胎盤の機能が低下してしまっている場合などに陣痛促進剤を利用して行う分娩方法です。赤ちゃんがおなかのなかで充分に大きく成長していることが前提で行われます。
・LDR
陣痛・分娩・回復室が一緒の部屋で行います。医療器具が全て備わっていて、ベッドがすぐに分娩台になります。陣痛の始まりから産後までこの部屋で全て対応できます。通常ですと、陣痛室から分娩室までは移動が必要ですが、LDRを使うと、その必要がありません。家族や、上の兄弟と一緒にお産を迎えることが出来ます。
